木嶋坐天照御魂神社(蚕の社)をさんぽ

京都の神社仏閣

三本足の鳥居!?

この木嶋坐天照御魂神社このしまにますあまてるみたまじんじゃ(長いので以後は別称のかいこやしろを使います)には、なんと激レアな三本足の鳥居があるそうなんです。

今日はこれを見にやってきました。

三本足の鳥居ってどんな形をしてるんだろう?

京都最古の寺、広隆寺と関係がある?

実はこの蚕の社、京都最古の寺の一つである広隆寺とも関係があるのだとか。(前回広隆寺についての記事を書いているのでそちらもあわせてご覧ください。)

蚕の社は、広隆寺を建てた一族であるはたゆかりの神社です。一説では蚕の社は広隆寺の創建にともなって一緒に建てられたとも言われています。

このはた氏、養蚕や染色などの技術にすぐれていたそうで、それに由来して「蚕の社」と呼ばれるようになったそうです。

神聖な空気につつまれる蚕の社

到着しました。蚕の社です。

鳥居といえば赤い漆で塗られたものを想像しますが、これは素材感丸出しですね。

むしろ神聖さが増してイイ!

ちなみに三柱みはしら鳥居は境内の中です。

二の鳥居をくぐってすぐのところです。

もともとは水が流れてきてたのかな?

ここは元糺もとただすといわれている場所で、その名のとおり下鴨神社にあるただすの森がもともとあった場所だそうです。

そう聞くとやはり昔は水が流れていてきれいだったのかな?と思ってしまいます。

実はこれ、環境の変化で水が枯渇こかつしてしまったそう。

ただし現在でも、夏の土用のうしの日には動力で水をくみ上げて、池に水を流しているとのこと。

この池の水に手をひたすと、しもやけや脚気1かっけにならないんだとか。

夏にしもやけ対策は早くない?

近くに立っている解説看板です。よーく見るとだれかが漢字の訂正をする落書きをしていますね(笑)

道なりに奥へと進んでいくとなんだか立派な建物があらわれました。

こちらが拝殿だそうです。

さらに奥に進むと屋根についたV字が目をひく建物が現れました。

賽銭箱が置かれています。

どうやらここが拝所らしいです。

拝殿のさらに奥に拝所があるの・・・?

地図によると、この拝所のさらに奥に本殿があるみたいです。

おまちかねの三柱みはしら鳥居です。

なるほど、こういう形だったのか

この三柱鳥居は京都三大珍鳥居のひとつに数えられています。のこり2つは京都御苑と、北野天満宮にあります。

ちなみにこの三柱鳥居、もともとは中心の御幣ごへい(岩みたいなやつ)に向かって三方向からお参りできるようになっていたそうです。

現在は柵で囲われてしまっているため、近づいてのお参りはできません。

引きの写真。柵の向こうに見えるのが三柱鳥居です。

蚕の社のわきにはお稲荷さんがいました。この先は蚕の社よりもさらに一段と静かな感じがします。

ここは洞窟のようになっていました。

もともとは天塚あまづか古墳という場所にいたお稲荷さんがここに引っ越してきたそうです。

(天塚古墳はここから徒歩で14分くらいの場所にあります)

さいごに

この記事では蚕の社をご紹介しました。

蚕の社はかなり静かで神聖さを感じられる場所でした。

喧騒から離れてリフレッシュしたい方にはもってこいの場所です。

貴重な三本足の鳥居をぜひ見に行ってみてください。

 

蚕の社と関わりの深い広隆寺の記事も合わせてどうぞ

日本最古⁉国宝第1号⁉広隆寺をさんぽ

基本情報

地下鉄東西線「太秦天神川駅」から徒歩5分です。

嵐電嵐山本線だと「蚕ノ社駅」があります。こちらは徒歩4分です。

蚕の社と縁の深い広隆寺まで徒歩8分で行けます。ぜひ一緒にどうぞ。

拝観料などがかかる場所はとくにありませんでした。

 

 

 

  1. 脚気かっけ ビタミン1が足りなくなって起こる病気。下半身のだるさや感覚麻痺など。白米を主食とする地方で多発したらしい。 ↩︎

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