広隆寺をさんぽ

京都の神社仏閣

京都最古の寺!?

広隆寺は京都で最も古い寺だと言われています。(火災で再建されてはいるそうですが)

なんでも厩戸王うまやとおう(聖徳太子)に仏像をもらった秦河勝はたのかわかつがその仏像を安置するために建てたんだとか。

仏像もらったのがよっぽど嬉しかったのかな

ちなみにこのときもらった弥勒菩薩みろくぼさつ半跏思惟像はんかしゆいぞうはなんと国宝指定の第一号。

日本で初めて国宝に登録されたということです。

この弥勒菩薩像は広隆寺の霊宝殿という場所で常時公開されています(有料)。

ちなみに半跏思惟はんかしゆいというのは、片方の足を組んで(半跏はんか)、ものごとを考えている(思惟しゆい)ということです。

こんな感じ。

絵がへたすぎて校舎裏のヤンキーにしか見えないのはスルーしてください。

頭にかぶっているものは宝冠です。けっしてリーゼントではないです。

話がそれましたがとにかく京都最古の寺であり、国宝指定第1号の仏像もある広隆寺。

京都の歴史を訪ねるうえで外せないスポットです。

アクセス

京都駅からだとJR山陰本線の亀岡行で一発で来られます。そこから9分くらい歩きます。

すぐ近くには映画村もあるので周辺観光にも困りません。

JRに乗って嵯峨嵐山まで行くのもいいでしょう。

意外と穴場?な広隆寺

広隆寺に到着しました。

はじめて来ましたが、平日とはいえ意外にも人が少ない

楼門ろうもんに目をこらすと門のところには阿吽あうんがいますね。

これは向かって右側の阿形あぎょうです。

筋骨隆々きんこつりゅうりゅうとしたエネルギッシュな像ですね。

ただ網の向こう側だからかなり見にくい・・・(笑)

うしろを振り返ると嵐電が通っていました。

何度見てもテンションがあがりますね。

これに乗れば11分ほどで嵐山の方に行けるので電車が好きな方はぜひ乗ってみてください。

これはさきほどの楼門から入って、少し歩くと左側にある地蔵堂です。

安産の御利益があるようです。

上の写真をよく見ると戸の真ん中あたりが空いているのが分かるかと思います。

ぜひここから中を覗いてみてください。

地蔵菩薩の像があるのですが、何も知らずに覗いたら目があったのでちょっとびっくりしました(笑)

地蔵堂からさらに奥の方に進むとあるのが上宮王院太子殿じょうぐうおういんたいしでんです。

ここが広隆寺の本堂です。

階段の上へは靴を脱いであがります。

ここには本尊である聖徳太子像が祀られているとの説明書きがあったのですが、残念ながら秘仏のためめったに見られないそうです。

ちらっとでも見えないかとよくよく目をこらしてみましたがカーテンの向こう側にあるらしく全く見えませんでした(笑)

この本堂を離れて先に進むと、霊宝殿に入るための受付があります。

ここで1000円(大人)を納めると霊宝殿がある、奥の有料エリアに入れます。御朱印もこの受付でもらえるみたいです。

この霊宝殿に、ブログの冒頭でイラストとともにお話した仏像が安置されています。

霊宝殿での注意

中に入って係の人にさきほど受付で購入したチケットを見せます。

霊宝殿の撮影は禁止でした。

カメラは自分のバックにしまうか、借りられる紙袋にしまわなければいけません。

スマホの使用も禁止です。

単眼鏡や双眼鏡の類の使用も禁止です。(中はかなり暗く仏像などの解説が少し遠いのもあって、かなり読みづらいので視力をあげておくことをお勧めします)

靴を脱ぐような場所はありませんでした。

お手洗いは有料エリア内の屋外にありました。

想像以上だった霊宝殿

霊宝殿は想像以上に迫力のある場所でした。

大した前情報もなしにいったので、弥勒菩薩像がぽつんと置いてあるものかと思ったら大小さまざまな仏像が展示されていて感動しました。

霊宝殿の中はだいたいこんな感じです。だいたいです。

何も書いていない場所にも仏像などがあります。かなりの見ごたえです。

入るとまず十二天将ゾーンがあります。怒った顔の像がずらりと並んでいます。

その次には日本最初の国宝である弥勒菩薩像があります。図では省略したのですが前にはたたみが敷いてあるので、そこに座って観ることもできます。

「東洋のモナリザ」と表現されるだけあって、ほっそりとしていてしなやかな像には思わず見入ってしまいます。

その向かいには千手観音像三体の仏像が置かれています。 

こちらとしては華奢きゃしゃな弥勒菩薩像を見に来たので42本の腕がある大きな千手観音像には度肝を抜かれてしまいました(笑)

そしてさいごのブロックで目を引くのは5体の吉祥天きっしょうてんが並んでいる吉祥天ゾーンです。

ここでは作られた時代や作者のちがう吉祥天がならんでいるのですが、その差異をさがすのが楽しいです。

きれいな衣装や、左手に宝珠がのっているというモチーフの部分は共通しているのですが、作り手によって微妙に雰囲気がちがっています。

そしてこのブログを読んでくださっているみなさまにぜひ見てほしいのが、そのとなりの蔵王権現像ざおうごんげんぞうです。

ふざけているわけではないです。けっして。

気になった方はぜひ「広隆寺 蔵王権現像」で調べてみてください。なんだかとてもコミカルな像です。顔はすごくおこっていますけど。

 

霊宝殿は思ったより見るものが多くて1000円納めた価値がありました。

かなり長い時間いましたが、たまにツアーの方々が入って来るくらいで人も少なく、ゆったりと見られました

さいごに

広隆寺は人も少なめでゆったり回れる場所でした。

人混みがあまり得意でない方は映画村や、嵐山などから、休憩がてらにふらっと立ち寄るのもおすすめです。

次のブログでは、広隆寺とおなじく秦氏が建てたかいこの社(木嶋坐天照御魂神社このしまにますあまてるみたまじんじゃ)について書こうと思います。

広隆寺から徒歩8分ほどの場所ですので、あわせて散歩してみてはいかがでしょうか。

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